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【高校入試】入学時の差は、卒業時の差じゃない――補欠合格から進学を決めた生徒に話したこと

先日、知り合いの塾のアシストに入ったときのこと。
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ある生徒が、滑り止めの私立高校に補欠合格した。
ただ、補欠という立場では入学できない可能性もある。
一方で、本命の県立高校は、このままでは厳しい。
県立のレベルは下げたくない
そう考えた結果、その私立高校に進学する決断をした。

判断としては、間違っていない。
むしろ冷静で、現実的だと思う。
それでも、どこか気持ちが沈んでいるのは見て取れた。

「滑り止めに行ったら終わり」
「補欠合格は実力不足」
受験の世界には、そういう空気が確かにある。
そこで、少しだけ自分の話をした。

高校受験のとき、友人と同じ高校を受けた。
結果は、自分が合格。
友人は不合格……からの繰り上げ合格だった。
点数差は60点以上あった。

入学時点では、
「繰り上げで入った友人」と
「正規合格の自分」。
立場としては、友人のほうが明らかに不利だったと思う。

そして卒業時、どうなったか。
自分は浪人
友人は指定校推薦で法政大学に進学した。

受験の結果も、入学時の立ち位置も、
そのまま最後まで続くわけじゃない。
高校の3年間で、立場なんて普通に入れ替わる。

じゃあ何が分かれ目になるのか。
才能か。
偏差値か。
そうじゃない。
腐らずに、やることを間違えなかったか
それだけだと思う。

努力すれば必ず報われる、
なんて言うつもりはない。
でも、
希望を失わず、
やることを間違えなければ、
ワンチャンある。

滑り止めに進んだ時点で負けが確定するわけじゃない。
今日の選択が「失敗」になるかどうかは、
その後の高校生活次第で、いくらでも変わる。
受験はゴールじゃない。
せいぜい、スタート地点が少し違うだけだ。

# by yamazaku199x | 2026-01-22 16:21 | 高校受験 | Comments(0)

【入試英語長文問題】サブカル系出題、ちょっと昔の話

サブカル系入試問題、といえばこんなケースがありました。

2008年冬、当時行きつけだった某コンビニで
今年は手塚治虫生誕80周年!」と
やたら店内放送が何かを訴えてきてる気がしましたw

手塚治虫フェア的なものを実施していて、
対象商品を買うとアトムのグラスとか箸とか、
そんなのが貰えた記憶。

むしろ自分の関心は入試問題でした。
確か香川県だったか、手塚治虫の半生の英語長文を出していた県があったな…
そんなことを思い、その日の授業で早速その長文を使いました。
こんなに耳に残るってことは……
何かある!
そんな気がしたからです。

年が明けて、私立高校の入試が始まりました。
ある日、生徒の一人が塾に着くなり
「手塚治虫出た!」と絶叫。
あの日使った問題がそのまま出てきた、とのこと。

これには自分でもびっくりでしたw

さらに時を越えて、コロナ禍直前の2020年1月。
家庭教師先で「入試どうだった?」と聞くと
やったやつそのまま出た!」と、
ここでも件の手塚治虫長文が使いまわされていました。

こんな経験を何度もしてきたので、
今年の共通テストで「ベルばら」や「おにぎりマンの話」が出てきても、
正直なところ、特に驚きはありませんでした。
入試問題は、その時代の受験生が共有している
「共通言語」を借りているだけ。
問われている中身まで、変わっているわけではないんですよね。

# by yamazaku199x | 2026-01-20 10:31 | 思い出 | Comments(0)

【共通テスト】英語長文の「おにぎりマン」、まさか…

世界史の「ベルばら」の次は、英語もやってくれました。

またリスニングで“四天王”みたいなの出てこないかな、と思っていましたがw
【共通テスト】英語長文の「おにぎりマン」、まさか…_f0252101_00032913.jpg

今回は予想に反して?まともな問題でしたw
リーディングの問題で、おにぎり屋の主人が中学生を応援する話がありました。
いつもツナおにぎりを買っている主人公の試合の日に店主が鮭おにぎりをおまけした、
という話です。
「みんな大好きSDGs」一辺倒じゃなく、たまにはこういう話も出るのかと。

ここまでは至ってまともな話なんですが、
その店主が「onigiri man」と表現されているのを見て、
アンパンマン的な何かを想像した人は、
たぶん英文読めなくなっちゃったと思います。

自分の頭をもぎとって「さあ、お食べ」な店主…
ちょっとホラーですねw

で、そこ以上に私が気になったのは……

鮭おにぎり

ですよ。

試合前にはシャケを食え!
と言っているアイツの姿しか浮かんでこなくて
もう駄目でしたw
【共通テスト】英語長文の「おにぎりマン」、まさか…_f0252101_00042132.jpg
ちなみにこのキャラ↑については
以前のブログもご覧ください↓

クリスマスのみならず、
試合前にもシャケ。
ついでに入試前にもシャケ。
農水省だけでなく
文科省にまで手を回していたのかw
サモーンによる侵略がまた一歩進んだようだw

# by yamazaku199x | 2026-01-19 14:34 | 雑記帳 | Comments(0)

【共通テスト】世界史で「ベルばら」が出題!

学生時代に衝動買いした一冊の本がある。
これが、今の自分の授業スタイルに与えた影響は、思っている以上に大きい。
ウルトラマン研究序説』という本だ。
子供向け特撮作品を、大人――それも大学教授や講師、研究所の所員、企業の代表取締役といった面々が、学術論文風に本気で分析するという、なかなか狂気じみた一冊である。

彼らが子供時代に感じていたウルトラマンへの疑問を、
法学、経営学、科学など、それぞれの分野の専門家が検証する。
これはもはや評論というより、一種の「知的ゲーム」と言っていい。
たとえば
科特隊に出入りしていた“ホシノ少年”の雇用形態はどうなっているのか
といったテーマを、法学部の専任講師が大真面目に論じていたりする。
今思えば、かなり尖った本だ。

こうした“知的ゲーム”の系譜としては、
柳田理科雄氏の『空想特撮読本』シリーズが有名だろう。
私もどハマりした。
生まれた瞬間に自重を支えられず即死する怪獣」と
超音速飛行中に自らの衝撃波で粉々になるヒーロー」。
この絵面には、目からウロコどころか、
こちらが脱皮し始めそうな衝撃を受けた記憶がある。

こうした流れを経験してきた身としては、
共通テストの世界史で『ベルサイユのばら』が出題されたことも、
ごく自然な流れとして受け止めることができる。

実際、私は25年ほど前から
フランス革命や人権思想を扱うなら、ベルばらを読んでおくと理解が捗る
と言い続けてきた。

そういえば、旧センター試験の地理では
いわゆる「ムーミン問題」もあった。
ムーミンの舞台がノルウェーかフィンランドか、というやつだ。
共通テストに限らず、
今や多くの学校で、アニメ・マンガ・ライトノベルを素材にした問題が出題されている。

とはいえ、
それらの作品を読んでいなければ解けない、ということはない。
その科目の知識が身についていなければ解けないつくりになっている。
――当たり前の話だ。

来年もきっと、別の“素材”が出てくるだろう。


今年の入試で「ミルキーサブウェイ」を出す学校、どこかにないかなw

# by yamazaku199x | 2026-01-18 23:42 | 勉強法 | Comments(0)

【私立高入試】「受かるかなぁ…」不安解消法

私立高校の入試シーズン真っ只中です。
多くの生徒が不安を抱えながら試験に臨んでいます。

「落ちたらどうしよう…」
「本当に受かるのかな…」

そんな声を、日々たくさん耳にします。

先日も、まさにこのような不安を抱えた生徒が相談に来ました。

「なんか、めっちゃ不安で…」

そこで私は、受験校のデータを見せました。

募集定員:400
受験者数:810
合格者数:800

「これを見てもまだ不安かな?」

数字を見るとわかる通り、
合格者はほとんどの受験者をカバーしています。
不合格の10名については、
実際には受験していなかった可能性もあります
(体調不良など)。
あるいは、学力以外の要素で
受験校にふさわしくなかった場合もあります
(眉毛を剃っていた、試験官に悪態をついた、など)。

受験校によって違いはありますが、
倍率やデータをしっかりチェックしてみると、
よほどのことがない限り、
まず受かると考えてよいでしょう。

大丈夫です。
安心して、力を出し切ってください。

# by yamazaku199x | 2026-01-15 02:00 | 高校受験 | Comments(0)