【中2英語】続・比較のポイント【冬休み特別企画】
この冬休みに
比較のもろもろを振り返る企画、
今日は第2回。
比べてます
なお、比較をまだ習っていない人は
習った後でまた見に来てくださいね。
比較の文を読んだり書いたりするとき、
まず意識してほしいことを並べていきます。
①誰と/どこで比べているのか
②2者の差はあるか
③差はどのくらいか
④どこで一番なのか
⑤単数複数のワナはこう考える
今回はこのうち③④について触れます。
③差はどのくらいか
例えば「あいつは俺より年上だ」と言っても、
何歳上なのかはわかりませんね。
ちょっと上なのか、
めっちゃ上なのか、
3歳上なのか…
3歳上なら、
そのまま three years を入れます。
He is older than me.
↓
He is three years older than me.
「ようすの言葉」の前に
「差の言葉」を入れればOKです。
「少し」なら a little を入れます。
He is a little older than me.
さて、ここで問題。
次の文を英語にしてみよう。
例題 「彼は私よりずっと年上です」
He is ( )( ) than me.
〔よくある間違いの例〕
He is very older than me.
一見これでよさそうなんですが、NGです。
veryは「ようす」を強めることはできても、
「差」の大きさは表せません。
「差」が大きいというときは
muchを使います。
(さっきの「めっちゃ」がヒントになっていました)
He is much older than me. が正解です。
まとめると
「差」 + 比較級
much (差が大きい)
a little (差が小さい)
数+単位 (具体的に)
となります。
④どこで一番なのか
「彼は一番強い」というように
「一番」と言いたければ
最上級の出番です。
例題「彼は一番速く走れる」
He can run ( )( ).
〔手順〕
(1)比べる相手/いちばんを無視して He can run fast
(2)「ようすの言葉」の前にtheをつけて the fast
(3)「ようすの言葉」のしっぽにestをつける He can run the fastest.
最上級の作り方ですが、
こう考えます。
① good/wellはbestに、
many/muchはmostにする
② aiueo(母音)3つ以上ならthe mostをつける
(例)beautiful - the most beautiful
③ 終わりがaiueo(母音)以外+yなら
yをieにしてst
(例)early - earliest
④ hotとbigは終わりがダブる
hot - hottest, big - biggest
⑤ 終わりがeならstをつける
(例)large - largest
⑥ ①~⑤のどれでもなければestをつける
比較級の時と
骨組みはいっしょですね。
ここまででも「しんどい」と感じる生徒もいますが、
さらに「~で一番」の表し方にも
注意が必要です。
「クラスで一番」「日本で一番」のように
「組織とか場所」で一番なら
inで表します。
in this class, in Japan
といった具合です。
また、「3人の中で一番」「みんなの中で一番」のように
「複数の中」なら
ofで表します。
of the three, of all
といった具合です。
まとめると
in+単数、of+複数
となります。
続きはまた後日。
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