人気ブログランキング | 話題のタグを見る

【中2英語】New Horizon Unit5-2 thatのレベルアップ版【自習のすすめ】

さて、ユニット5の2延長戦
レベルアップ版です。

接続詞のthatそれ自体はそれほど難しくないので
「こんなの楽勝じゃん!」と思った人もいるでしょう。

【中2英語】New Horizon Unit5-2 thatのレベルアップ版【自習のすすめ】_f0252101_12060278.jpg

そういう単元に限って
他の単元と絡んだときに
かなりの強敵になることがあります。

では、少々試してみましょう。






かっこを外してみましょう。

まず
3(x-5)のかっこをはずしてみましょう。

英語じゃないんかーい」と思うかもしれませんね。

3x-15、ですね。
前にある「3」と「掛け算」をしましたね。

このように、( )を外すときは
その外側にあるモノの影響を受けます


じゃあ、このかっこをはずしてみましょう。

He says,“I am very busy.”

普通に外して

He says (that) I am busy.

となった人が多いかと思います。


だったらわざわざ延長戦なんてやりませんよ(笑)


ここで考えてみましょう。

「忙しい」のは、誰ですか?
彼? それとも私?

基本的に“I”は
“その言葉を発している人”
つまり“話し手”です。

よって「私」ではなく「彼」なんですね。

そこで

He says (that) he is busy.

となります。
( he am ~とした人、ちょっと落ち着こう)


では、これはどうでしょう。

She says to me,“I like you.”

“I”が“話し手”なら
“you”は“話し相手”“聞き手”です。

だから
She told me (that) she likes me.
となります。

sayがtellに化けたのは
say…言葉を発する
tell…誰かに伝える
というニュアンスの違いから来ています。



「誰」だけでなく
いつ」にも注意が必要です。

He said,“I am tired.”

tired「疲れている」、
タイヤじゃないぞ
【中2英語】New Horizon Unit5-2 thatのレベルアップ版【自習のすすめ】_f0252101_12493729.jpg
I = 彼、はわかるとして、
今度は過去の文です。

「つかれたー」というセリフを発したのは
過去のことです。

そこで
He said (that) he was tired.
となります。


振り返りましょう。
・“I”=話し手
・“you”=聞き手
・過去の文のあとの“セリフ”
  →セリフも過去形に
      (「時制の一致」ってヤツ)


ちょっと試してみましょう。

<問題>
1) She says,“I like animals.”
→ She says (that) (  )(  ) animals.

2) He said to me,“I don't know you.”
→ He told me (that) (  )(  ) know (  ).

3) I thought,“It will be rainy.”
  → I thought (that) it (  )(  ) rainy.

4) She said to me,“You must study hard.”
→ She told me (that) (  )(  )(  ) study hard.


<答え>
1)“I”=彼女なので she, likes ※3単現注意
 「彼女は動物が好きだと言う」

2)“I”=彼、“you”=私、
  過去の文なので he, didn't, me
 「彼は私を知らないと言った」

3)これはちょっと手強い。
 ユニット4の2でwillの話をしたときに
 「willの過去=would」というのを出しました。
 これを使います。 正解はwould be
 「私は雨が降るだろうと思った」

4)これもきっつい。
 ユニット4でmustとhave toについて触れた際に
 触れそびれたところです。
 まず、mustに過去形がないんですね。
 「じゃあ無理」と思うことでしょうね。
 そんなときのための“迂回ルート”、
 have toの出番です。
 haveの過去形hadを使えば
 had to ~「~しなければならなかった」過去形の出来上がり。
 正解は I had toです。
 「彼女は私が一生懸命勉強しなければならないと言った」


今回は中3まででやれるレベルの話でしたが、
中3や高校レベルの“ ”外し
(「話法の転換」ってヤツです)
は、よりやっかいな相手です。

が、ここで触れた基本を押さえておけば
大やけどする心配はありません。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なお、LINE指導(WEB個別指導)では
・語句チェックテスト
・穴埋め(別ヴァージョン)
・並べ替え
の指導が、
オンライン授業(WEBマンツーマン授業)では
上記メニューに加えて
・音読チェック
・英問英答(口頭)
・プチ英会話
の指導が
それぞれ受けられます。

尺次第では
他の科目も指導可能です。

お問い合わせは
当ブログのメッセージ、またはこちらのフォームからどうぞ!
(違う名前のHPが開きますが、中の人は同じなので安心してください)

お問い合わせ
お待ちしております。



by yamazaku199x | 2020-08-20 12:09 | 勉強法 | Comments(0)