この夏、初めて海外行きます。
齢48にして初の海外です。
英語教師なのに(笑)
もう少し真面目に英会話とかやっておけばと少し反省(苦笑)
私と同じ思いをしてほしくない生徒がいます。
それは“国際系コース”を志望する生徒です。
国際~とかグローバル~という学科・コースや、
英語の時間数が他の高校より多い高校を受けようとしている人は必見です。
その手の高校を目指す生徒を指導したり、
あるいは指導前に面談することも多いのですが、
何か勘違いをしているとしか思えない人をよく目にします。
「違う、そうじゃない」と言わずにはいられない案件。
中でも多いのは
「苦手の理数をなんとかしたいので家庭教師を」
という声です。
お気持ちはわかります。
ですが、
理数系苦手の生徒が多いと高校の先生もわかっているので、
多少できがよろしくなくても、致命傷となることは
そうそうありません。
(とはいえ、大きく足を引っ張らない程度には
しておきたいものですが…)
むしろ、
得意の英語を極限まで鍛えた方がいいです。
もっと意味が分からないケースを。
国際コース志望の生徒、
中3の暮れになって依頼。
「5科目の中で英語が一番苦手です」と。
厳しい言い方ですが、意味不明です。
私が減量&整形、
それに加えてダンスやバク転の特訓して
ジャニーズ入りを考えるのと同じくらい意味不明です(笑)
確かにああいうコースでは英語は鍛えられます。
ただそれは、
基礎ができているという前提があって初めて成り立ちます。
基礎ができていないのであれば、
ただの苦行です。
他のコースを考えるべきではないでしょうか。
自分の苦手ジャンルを高校での専門に選ぼうというのは
意味が分かりません。
もっと言えば、その手の高校やコースを目指すには、
スピーチコンテストや
インタラクティブフォーラムの常連が望ましいです。
初対面の大人と英語で絡めるくらいの大胆さは必須です。
英語が突き抜けてる層でないと埋没します。
ちなみに「苦手科目の克服」は
「5科目で450点くらい必要な難関高校を受けるために、
あと1科目なんとか点をひねり出したい」
ような層がやることです。
言い換えれば「他にもうやることがない層」です。
松戸国際とか柏の葉、土浦日大(グローバル)
あたりを狙うなら、
英語(英会話)の強化もお忘れなく!