数学をやっているのに点が上がらない…
よく耳にする訴えです。
何もしていないならともかく、
問題集やテキストをやっていてもなお点がとれない、
そういう方に、とっておきの勉強法をご紹介いたします。
まずはこちらをご覧ください。
何年生のときにどこを学習するかを表にしてみました。
学校のワークや市販の問題集、
家庭教師センターから買わされた高額教材など、
普通はこの順番―左から右―に並んでいるかと思います。
それぞれの学年で勉強するにはこの順番で構わないのですが、
2年生3年生が復習するなら、もっといい順番があります。
上の表に縦線を入れて
グループ分けしてみました。
計算や方程式の「Aグループ」
関数の「Bグループ」
図形の「Cグループ」
その他「Dグループ」
この4つに分けられます。
学習内容の似た単元を
同じグループごとにまとめて復習したほうが
ずっと効率よく身につけていけます。
テキストに出ている順、あるいは学校で習った順に学習していくと、
「計算→関数→図形→その他→以下ループ」となり、
それぞれのグループのつながりを無視することになります。
したがって、各単元の知識が混ざりに混ざってしまいます。
これは極めて効率が悪いのでお勧めしません。
ちなみにAグループは各学年の1学期に習うことが多いのですが、
重要だから先にやっておこう、ということなんでしょうね。
Aグループの単元は何としても身につけておきましょう。
数学苦手な人は、ここを最優先でモノにしていきましょう。
次回はグループごとの扱いについて
もう少し詳しく掘り下げてみたいと思います。