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【期間限定特別企画】県統一テスト対策【5科目200点未満必見】1.国語の稼ぎどころは「条件作文」

3連休最終日となりました。明日から学校です。
高校受験が終わったら学校です(当たり前か)

高校受験に向けて、今回からしばらくの間、
茨城の生徒対象「県統一テスト対策シリーズ」で
ブログをすすめていきます。

まずは国語からいってみましょう。

対策が後回しもしくは蔑ろにされがちなのが国語です。
あえてその国語から、テスト攻略法をご説明いたします。

塾などでは「費用対効果」の点から、
国語が脇役になっているところが多く見られます。

読解はどうしても時間がかかります。
時間がかかる割に即効性は薄いです。

それゆえ、「漢字・語句の暗記」や「国文法」、
「古典」といった知識分野に"全振り"しているケースもあります。
(自分も若いころはそういう指導をしてきました)

ところが、そういう指導をしなくとも点を取れる領域はあります。
それがタイトルにもある「条件作文」です。

※なお、条件作文がほぼ満点の人は、
この続きを読まなくてもOKです(笑)








実力テストが返却され、合計点数をチェックするものの、
各大問ごとの"小計"を見ない人は結構います。

国語が返却されたら、
条件作文の点数を見てみましょう。

何も書いてない"輝きの白さ"なら当然0点です。

問題なのは、何か書いたのに0点の場合です。

指定された文字数に達していなければ、
それまでいくらいいこと書いていても、採点の対象になりません。

また、指定された字数に達しているのに0点の場合。
おそらく、小さな減点(誤字脱字など)が積み重なっているか、
あるいは、どこからどう見ても内容がおかしい
(前半で賛成して後半で反対、など)ことが考えられます。

配点が8~10点と高い問題で、
かつ、難易度もそれほど高くないので、
ここを捨ててしまうのはもったいないです。

ではどうするか、どうやって点がもらえるようにするか。
それぞれのステージに合わせてご説明いたしましょう。
「そもそも書けない人」
「書いても点にならない人」
の2ステージに分けます。


今回は(1)"輝きの白さ"な人 からまいります。

<練習>
まず県立過去問の模範解答をモノマネするところから始めましょう。
原稿用紙をご用意いただき、そこに書き写します。
何事も初めは"模倣"です(笑)

このくらいの分量のものを、本番では書くことになります。
3~5分程度で書ければOKですが、
もっと時間がかかるようなら、スピードアップを心がけましょう。

写しが終わったら、写した文章をもう一度読んでください。
そこに書かれている内容がつかめていればOkです。

最後に、問題を見てください。
何を書けと言っているか
(「キミ自身の意見」なのか、「図表からわかること」なのか)
それをチェックしましょう。

この段階で自分オリジナルの作文が書けそうなら、ぜひ書いてみましょう。
書いたものを、学校・塾の先生や家庭教師に添削してもらってください。
私の生徒は、授業の時にでも見せてください(笑)

まだ難しいなら、他の年度の問題を上記の手順でやってみてください。
4~5年分もやっていると、だんだん勝手がつかめてきます。


<本番>
テスト後の生徒の感想で多いのが
「作文は時間がなくて書けませんでした」というものです。

なんとなく想像できますね。
読解問題で頭抱えてうんうん唸って選択肢選んで、
気がついたら終了5分前、
そして青ざめる生徒の表情

文章読解をやっているうちにタイムオーバー、
そんな悲劇だけはなんとしても回避したいものです。

そこでテストでは、先に作文を書いてしまいます。
一応7~8分を目安とするので、
時間制限だけは意識してください。

文章読解や知識題では確実性に欠けますが、
作文が仕上がっていれば、確実に点をゲットできます。

書き終えたら、あとは涼しい顔して
読解に挑みましょう。


<まとめ>
(練習)過去問の模範解答を原稿用紙に書き写す
(本番)文章読解を後回しにして、先に作文から片づける

次回につづく
次回は「書けるのに点が入らない」対策(前編)です。

by yamazaku199x | 2017-09-18 18:26 | 勉強法 | Comments(0)